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XPPen(XP-PEN)の液タブと板タブの違い【どっちを選ぶ?】

最終更新日:2026年10月8日

XPPen(エックスピーペン、旧表記XP-PEN)の製品を見ていると、「液タブ」と「板タブ」、さらに「ペンタブ」という言葉が出てきます。どれが自分に合うのか、そもそも何が違うのかがわからないと、機種を選ぶ前で止まってしまいます。

この記事では、XPPenの液タブ(Artistシリーズ)と板タブ(Decoシリーズ)の違いを、公式の製品スペックと公式ストアの情報(2026年10月8日確認)だけで整理しました。PCなしで描ける Magic Drawing Pad の位置づけもあわせて説明します。

この記事でわかること

30秒でわかる結論

画面に直接描きたいなら液タブ(Artist)、手元の板で描いてPCの画面を見るなら板タブ(Deco)です。液タブはPCか映像出力対応のAndroidが必要で、どちらもない人は Magic Drawing Pad が候補です。
この記事の前提:XPPenは中国・深センに本社を置くHanvon UGEE傘下のブランドで、日本向け公式ストアの販売者は香港法人です。保証期間は購入先で異なり(公式ストア18〜24か月、Amazon・楽天12か月)、液タブの多くはPCまたは映像出力対応のAndroidが必要です。価格は2026年10月8日時点の公式ストアの表示です。

つなぐ機器:液タブ(Artist)はPCか映像出力(USB 3.1 DP1.2)に対応したAndroidが必要です。板タブ(Deco)はPCかAndroidにつなぎ、iPhone・iPadではBluetooth対応の一部の機種をibisPaintで使う場合だけ使えます。PCにもスマホにもつながずに単体で描きたいなら Magic Drawing Pad です(つなげる機器の対応表)。

液タブと板タブの違い(一覧)

項目液タブ(Artistシリーズ)板タブ(Decoシリーズ)
正式な呼び方液晶ペンタブレットペンタブレット
描く場所液タブの画面の上手元の板(絵はPCやスマホの画面に出る)
必要な機器PCか映像出力(USB 3.1 DP1.2)対応のAndroidPCかAndroid(機種ごとに対応の版あり)
つなぎ方映像出力対応のUSB-Cか、3-in-1ケーブル(HDMI+USB)USBケーブル(一部はBluetoothも)
iPhone・iPad公式の対応OSにiPadOSは含まれないBluetooth対応の一部の機種をibisPaintで使える
公式ストアの価格帯2万円台の機種がある1万円未満の機種がある
本体保証(公式ストアで購入)18か月(Artist Pro(Gen 2)の一部とArtist Ultraは24か月)18か月(Deco Pro(Gen 2)は24か月)

※価格帯は、公式ストアの液晶ペンタブレット一覧とペンタブレット一覧の表示(税込、2026年10月8日16時33分ごろ、売り切れ表示を除く)。保証期間は公式ストアの保証規定による。Amazon・楽天で買うと本体12か月です。

XPPen公式ストアで、液タブ・板タブの機種ごとの価格と保証を確認する

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公式ストアで買うと本体保証18〜24か月(機種による。Amazon・楽天は12か月)。送料無料、到着から30日以内の返品に対応(開封済みは80%返金・返送料は自己負担)(2026年10月8日確認)

「ペンタブ」はどちらのこと?

「ペンタブ」は、板タブだけを指す場合と、液タブも含めたペン入力の機器全体を指す場合があります。XPPenの公式ストアでも、2つの使い方が見られます。

公式ストアの商品の分け方では、「ペンタブレット」の一覧に板タブ(Deco)が、「液晶ペンタブレット」の一覧に液タブ(Artist)が並んでいます。一方、公式ストアの解説記事「ペンタブレットってなに?」は、ペンタブレットには液晶ペンタブレットと非液晶ペンタブレット(板タブレット)の2つのタイプがあると説明しています(XPPen公式ストア「ペンタブレットってなに?」、2026年10月8日確認)。

当サイトでは、画面のあるものを「液タブ(液晶ペンタブレット)」、画面のないものを「板タブ(ペンタブレット)」と呼び分けています。検索や通販サイトで「ペンタブ」と書かれていたら、画面が付いているかを商品名と仕様で確かめてください。

描き方の違い:画面に描くか、手元で描くか

液タブは、画面にペン先を当てて描きます。描いた線がペン先の下にそのまま出るので、紙に描く感覚に近い形です。板タブは、手元の板の上でペンを動かし、PCやスマホの画面に出る線を見ながら描きます。手元と画面の位置が離れているのが特徴です。

公式ストアの解説記事は、それぞれの長所と短所を次のように説明しています。メーカーの説明であり、当サイトが実機で比べた結果ではありません。

液タブ(メーカーの説明の要約)

  • 画面に直接描けるので操作が直感的
  • ペン先と画面の位置が合っていて、習得が比較的早い
  • 短所:板タブより高価格の場合がある、重く厚くなりやすい

板タブ(メーカーの説明の要約)

  • 液タブより一般に低価格で、軽く薄い
  • 好きな大きさのモニターと組み合わせられる
  • 短所:画面と手元の位置が違い、慣れるまで違和感がある

※出典:XPPen公式ストア「ペンタブレットってなに?」(2026年10月8日確認)。描き心地や慣れやすさには個人差があります。当サイトは実機での比較をしていません。

つなぎ方の違い:液タブは「映像」も送る

液タブと板タブの違いでいちばん見落としやすいのが、つなぐ機器の条件です。液タブはPCの画面を映すモニターの役目もするので、PCから映像を受け取る必要があります。板タブはペンの動きのデータを送るだけなので、対応OSの機器にUSBかBluetoothでつなげば使えます。

PC(Windows・Mac) または対応するAndroid 液タブ(Artist) 映像+ペンのデータをやり取り 映像出力対応のUSB-C:1本 非対応:3-in-1(HDMI+USB) HDMIもなければ変換アダプタ 板タブ(Deco) ペンのデータだけを送る USBケーブル 一部の機種はBluetoothも PC・対応Androidなし → Magic Drawing Pad

図:液タブと板タブのつなぎ方の違い(XPPen日本公式サイトの製品スペックをもとに当サイト作成、2026年10月8日確認)

液タブの場合、PCが映像出力(DisplayPort Alt Mode)に対応したUSB-CならUSB-Cケーブル1本でつながります。非対応なら付属の3-in-1ケーブルでHDMIとUSBにつなぎます。HDMI端子もなければ変換アダプタが別に必要です(XPPen日本公式サイト「Artist 12 3rd」製品ページ、2026年10月8日確認)。端子ごとのつなぎ方はXPPenのPC・Macへのつなぎ方にまとめています。

スマホ・タブレットにつなぐ場合の違い

つなぐ機器液タブ(Artist)板タブ(Deco)
AndroidUSB 3.1 DP1.2(映像出力)に対応した端末だけ。Artist 12 Pro Lite は対応OSにAndroidの記載なしDeco 01 V2・Deco 640 などはAndroid 10.0以降、Deco MWはAndroid 6.0以降
iPhone・iPad公式の対応OSにiPadOSは含まれないBluetooth対応の Deco Pro(Gen 2)・Deco LW・Deco MW・Deco mini7W V2 などを、ibisPaintで使う場合だけ
ChromebookChromeOS 88以降が対応OSにある機種あり(映像出力の端子が必要)対応する機種は、ChromeOS 88以降ならドライバのインストール不要(デタッチャブル型・スレート型は動作しない場合あり)

iPhone・iPadで板タブを使う場合、本体のショートカットキーとリングホイールは使えません(XPPen公式ストア「ペンタブレットとiOSデバイスとの接続方法」、2026年10月8日確認)。スマホやタブレットで使う条件はXPPenをAndroidにつなぐ方法とXPPenはiPhone・iPadで使える?でくわしく扱います。

液タブ・板タブ・Magic Drawing Pad の選び方

どれを選ぶかは、性能より先に「何を持っているか」で絞れます。当サイトは順位をつけず、条件ごとに当てはまるものを示します。

あなたの条件候補理由(公式の情報)
PCも映像出力対応のAndroidも持っていないMagic Drawing PadAndroid 14で動く単体のタブレット
iPhone・iPadしか持っていないBluetooth対応の一部の板タブibisPaintで使える(ショートカットキーは使えない)
PCがあり、画面に直接描きたい液タブ(Artist)ペン先の下に線が出る
PCがあり、予算を1万円未満にしたい板タブ(Deco)公式ストアに1万円未満の機種がある(2026年10月8日の表示)
PCの端子に映像出力(USB-CかHDMI)がない板タブ(Deco)か Magic Drawing Pad液タブは映像を受け取る端子が必要
机に置く場所が限られている板タブか12型クラスの液タブ製品ごとの外形寸法を製品ページで確かめる

Magic Drawing Pad は基本的に単体で使うAndroidタブレットです。型番MDP1221のモデルだけは、PCにつないで液タブとして使う「液晶ペンタブレットモード」があります。このモードではPC側に映像出力(DisplayPort Alt Mode)対応のUSB-Cなどが必要です(XPPen日本公式サイト「FAQ:液晶ペンタブレットモード」、2026年10月8日確認)。くわしくはMagic Drawing Pad の仕様と価格にあります。

液タブか板タブかが決まったら、公式ストアで機種と価格を確認する

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公式ストアで買うと本体保証18〜24か月(機種による。Amazon・楽天は12か月)。送料無料、到着から30日以内の返品に対応(開封済みは80%返金・返送料は自己負担)(2026年10月8日確認)

XPPenの液タブと板タブの主なシリーズ

種類シリーズ主な機種(公式表記)
液タブArtistArtist 12 3rd、Artist 16 3rd、Artist 12 セカンド など
液タブ(上位)Artist ProArtist Pro 16(Gen 2)、Artist 15.6 Pro V2、Artist 12 Pro Lite など
有機ELの液タブArtist UltraArtist Ultra 14、Artist Ultra 16
板タブDecoDeco 01 V2、Deco 640、Deco MW、Deco mini7W V2 など
板タブ(上位)Deco ProDeco Pro(Gen 2)MW/LW/XLW
単体タブレットMagic Drawing PadMagic Drawing Pad(Android 14)

※2026年10月8日、XPPen日本公式サイトのメニューで確認。

筆圧は機種ごとに違い、すべてが16,384段階ではありません。たとえば Artist 12 3rd(X4ペン)は16,384段階、Deco 01 V2 は8,192段階です。Deco 640 はパープルが16,384段階、ブラックが8,192段階です(各製品ページ、2026年10月8日確認)。機種の違いは、液タブなら液タブのシリーズの違いと全機種の価格表、板タブならDecoシリーズの違いと選び方で比べています。

液タブと板タブは併用できる?

1台のPCに液タブと板タブを同時につないで使えるかどうかの公式の手順は、2026年10月8日の時点で見当たりませんでした。公式FAQ「Windowsシステム内でXPPenドライバをインストールする方法」には、1台のPCには1つのドライバを入れれば足りるという趣旨の記載があります(XPPen日本公式サイトのFAQ)。

他社のペンタブレットと同じPCで使う場合、Artist 12 3rd の取扱説明書は、ドライバを入れる前に他社のドライバをアンインストールするよう案内しています。併用を考えるときは、使い分けの方法を技術サポート(servicejp@xp-pen.com)に確かめてから進めると安心です。ドライバの入れ方はXPPenドライバのダウンロードとインストールにあります。HUIONの製品と同じPCで使う場合の公式の案内はXPPenとHUIONの違いで整理しています。

板タブから液タブへ移るときに確かめること

どの機種がどの条件に合うかは、XPPenはどれを買う?8機種の早見表で、つなぐ機器・用途・予算から絞り込めます。

よくある質問10選

Q1. 液タブと板タブの違いは何ですか?

液タブは画面の上に直接描く機器で、板タブは手元の板で描いてPCやスマホの画面を見る機器です。液タブはPCか映像出力(USB 3.1 DP1.2)対応のAndroidが必要です(2026年10月8日にXPPen公式の製品スペックで確認)。

Q2. XPPenの「ペンタブ」は液タブのことですか?

公式ストアの商品の分け方では、「ペンタブレット」は板タブ(Deco)を指します。一方、公式ストアの解説記事は、ペンタブレットには液晶ペンタブレットと板タブレットの2つのタイプがあると説明しています(2026年10月8日確認)。

Q3. 初めてなら液タブと板タブのどちらを選べばよいですか?

画面に直接描きたいなら液タブ、予算を抑えて試したいなら板タブが候補です。公式ストアの表示(税込、2026年10月8日)では、板タブには1万円未満の機種が、液タブには2万円台の機種があります。

Q4. 液タブはパソコンなしで使えますか?

XPPenの液タブは、PCか映像出力(USB 3.1 DP1.2)に対応したAndroidが必要です(2026年10月8日確認)。どちらもない場合、単体で描くなら Android 14で動くタブレット Magic Drawing Pad が候補です。

Q5. 板タブはスマホで使えますか?

Deco 01 V2・Deco 640 などはAndroid 10.0以降が対応OSにあります(2026年10月8日確認)。iPhone・iPadで使えるのは、Bluetooth対応の一部の板タブをibisPaintで使う場合だけです。

Q6. iPadにXPPenの液タブはつなげますか?

XPPenの液タブの公式の対応OSに、iPadOSは含まれていません(2026年10月8日確認)。iPhone・iPadで使えるのは、Bluetooth対応の一部の板タブをibisPaintで使う場合だけです。

Q7. 液タブと板タブで保証期間は違いますか?

公式ストアで買うと、Artist・Decoはどちらも本体18か月です。Artist Pro 14・16・19・24(Gen 2)、Deco Pro(Gen 2)、Artist Ultraは24か月で、Amazon・楽天で買うと12か月です(2026年10月8日確認)。

Q8. 液タブと板タブで筆圧は違いますか?

筆圧は液タブか板タブかではなく、機種と付属ペンで決まります。Artist 12 3rd は16,384段階、Deco 01 V2 は8,192段階です(2026年10月8日に各製品ページで確認)。

Q9. 液タブと板タブを同じPCで併用できますか?

同時に使う手順は、2026年10月8日の時点で公式に見当たりませんでした。公式FAQには、1台のPCには1つのドライバを入れれば足りるという趣旨の記載があるので、併用の可否は技術サポートに確かめてください。

Q10. Magic Drawing Pad は液タブですか、板タブですか?

Magic Drawing Pad はAndroid 14で動く単体のお絵かきタブレットで、PCなしで描けます(2026年10月8日確認)。型番MDP1221のモデルだけは、PCにつないで液タブとして使うモードがあります。

まとめ

買う場所で保証が変わる点は、XPPenはどこで買う?公式ストアとAmazon・楽天の違いで比べています。

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公式ストアで買うと本体保証18〜24か月(機種による。Amazon・楽天は12か月)。送料無料、到着から30日以内の返品に対応(開封済みは80%返金・返送料は自己負担)(2026年10月8日確認)

※本記事は一般的な情報提供です。価格・セール・保証などの条件は確認日時点のもので、変わることがあります。最新の情報はXPPen公式サイト・公式ストアでご確認ください。

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