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最終更新日:2026年10月8日
XPPen(エックスピーペン、旧表記XP-PEN)の液タブ(液晶ペンタブレット)や板タブ(ペンタブレット)をMacで使うとき、つまずきやすいのは3か所です。Macの端子、ドライバの許可、ディスプレイの設定です。ドライバを入れてもペンが動かないときは、許可の設定を見直します。
この記事では、2026年10月8日に確認した公式の取扱説明書・FAQ・ダウンロードセンターと、Appleのサポートページをもとに、Macで使う手順をまとめました。
つなぐ機器:液タブは、Macなら映像出力対応のUSB-Cか、HDMIとUSB-Aが必要です(対応macOSの版は機種で違います)。板タブはUSBか、対応機種ならBluetoothでつなぎます。iPhone・iPadは、Bluetooth対応の一部の板タブをibisPaintで使う場合だけで、本体のショートカットキーは使えません(つなげる機器の対応表)。
製品ページの対応OSに書かれたmacOSの版です(2026年10月8日確認)。
| 機種 | 対応macOS |
|---|---|
| Artist 12 3rd・Artist 16 3rd | macOS 10.13以降 |
| Artist 13.3 Pro V2・Artist 15.6 Pro V2 | macOS 10.13以降 |
| Artist 12 Pro Lite | Mac OS X 10.10以降 |
| Artist Pro 16(Gen 2) | macOS 10.10以降 |
| Artist Pro 27(Gen 2)・Artist Ultra 14・Artist Ultra 16 | macOS 12以降 |
| Deco 640・Deco mini7W V2 | macOS 10.13以降 |
| Deco mini7 V2 | macOS 10.12以降 |
| Deco 01 V2・Deco MW・Deco LW・Deco Pro(Gen 2) | Mac OS X(macOS)10.10以降 |
※Deco 01 V2 は、製品ページの仕様欄が10.10以降、本文が10.12以降と書き分けています。表は仕様欄の値です。
ダウンロードセンターのArtist 12 3rd のページでは、Mac版の最新は「XPPenMac_4.0.18_260723」でした。対象は「Mac 10.13 or newer」です(2026年10月8日確認)。Deco 01 V2・Deco MW などのページには、「Mac 10.12〜14.2」向けの旧系統も載っています。macOS 10.13より古いMacでは、旧系統の欄がある機種なら、その欄から選びます。
M1・M2などAppleシリコンかIntelかの区別は、ダウンロードセンターの表記には見当たりませんでした。書かれているのはmacOSの版だけなので、自分のmacOSの版で選びます。ドライバの入手先と手順の全体はドライバのダウンロード・インストール手順にまとめています。
図:MacでXPPenを使うまでの5つの手順
XPPenの公式FAQ「USB-C to USB-Cケーブルでの接続方法」(英語、2026年10月8日確認)は、MacのThunderbolt 3/4ポートは映像出力の条件を満たすとしています。これはArtistのセカンド世代向けのFAQです。USB-C to USB-Cケーブルが付属する機種なら、そのケーブルで液タブの「フル機能USB-C」とMacをつなぎます。
自分のMacの端子は、Appleの「Macのポートを調べる」で確かめられます。画面が暗い・つかないときは、機種の手順どおり電源アダプタで液タブに給電します。
3-in-1ケーブルは、HDMIとUSB-Aの両方をMacに差します。そのため、HDMIやUSB-AのないMacBookでは変換アダプタが必要です。映像出力対応のUSB-CがあるMacで、USB-C to USB-Cケーブルが付属する機種なら、前の項のつなぎ方を先に確かめます。旧Artistセカンド向けの公式FAQ「3-in-1ケーブルでの接続方法」(英語)は、USB-CをHDMIとUSB-Aに変える変換アダプタを例に挙げています。
液タブはMacから見ると外付けディスプレイの1台です。Appleの「MacBook Airに接続できるディスプレイの台数」(2026年10月8日確認)のとおり、同時に使える台数はMacのモデルで違います。ほかのモニターをつないだまま液タブが映らないときは、台数の上限も確かめてください。
端子別のつなぎ方は液タブ・板タブの接続方法に、映らないときの確認順はNo Signal・映らないときの確認手順にあります。
板タブは、付属のUSBケーブルでMacのUSBポートにつなぎます。USB-AのないMacでは、USB-Cにつなぐ変換アダプタを使います(変換アダプタが同梱される機種もあるので、先に付属品を確かめます)。Bluetoothに対応する板タブは、製品ページの対応OSに書かれた版のmacOSなら、Macと直接ペアリングできます。
| 機種 | Bluetoothで直接つなげるmacOS |
|---|---|
| Deco MW・Deco LW | Mac OS X 10.10以降 |
| Deco Pro(Gen 2) | macOS 10.10以降 |
| Deco mini7W V2 | macOS 10.13以降 |
板タブを待機状態にしたら、MacではApple「BluetoothデバイスをMacに接続する」のとおり「システム設定」の「Bluetooth」から「接続」を選びます。板タブ側の操作は接続方法の記事のBluetoothの手順と同じです。
手順はArtist 12 3rd の公式FAQ「WindowsまたはMacOS用のドライバーをインストールする方法は?」と取扱説明書の要約です(2026年10月8日確認)。
Macでは、ドライバに許可を出さないとペンが動かないことがあります。公式の資料に書かれている許可は次のとおりです。
| 許可 | 公式の案内 | いつ必要か |
|---|---|---|
| アクセシビリティ | 「XPPenDriver」「XPPenTablet」をオン(Artist 12 3rd のFAQ)。「PenTablet_Driver」と書く資料もある | Mac版ドライバを使うとき |
| 画面収録 | 「Pentablet」を追加(Big Sur・Monterey・Ventura向けのFAQ) | 旧版ドライバの案内 |
| Bluetooth | ワイヤレスの場合は「アクセシビリティ&Bluetooth」を確認(Deco の取扱説明書) | Bluetoothでつなぐ板タブ |
macOS側の画面は、Appleの「アクセシビリティアプリにMacへのアクセスを許可する」で確かめられます。画面収録は「Macの画面収録やシステムオーディオ録音へのアクセスを制御する」の場所です(いずれも2026年10月8日確認)。
画面収録の手順は、公式FAQ「MacOS 13.x Ventura における XPPenドライバのインストール方法」などの旧版向けの資料に載っています。項目の名前はドライバの版で違います。画面に出ているXPPenの項目をオンにしてください。それでもドライバに型番が出ない場合は、「デバイスを接続してください」と出るときの対処へ進みます。
液タブをつなぐと、Macは外付けディスプレイとして扱います。Appleの「Macの「ディスプレイ」設定」(2026年10月8日確認)では、「使用形態」でミラーリングか拡張を選びます。
| 使用形態 | 液タブの表示 | ドライバで確認すること |
|---|---|---|
| ミラーリング | Macと同じ画面が映る | 作業エリアが液タブの画面に合っているか |
| 拡張 | Macとは別の画面になる | ペンを割り当てる画面に液タブを選ぶ |
取扱説明書によると、拡張モードでは、ドライバの作業エリアの「スクリーン」で、ペンを割り当てるモニターを選びます。拡張で液タブに壁紙しか映らないときは、アプリのウィンドウを液タブ側へ移します。ペン先と線の位置がずれる場合はペン先と線がずれるときの直し方を見てください。
取扱説明書の手順では、「アプリケーション」のXPPenのフォルダにある「UninstallPenTablet」を実行します。上記のVentura向けFAQは、削除の前後の手順も載せています。
Magic Drawing Pad は、本来はAndroid 14で動く単体タブレットです。型番MDP1221のモデルだけ、Macにつないで液タブとして使う「液晶ペンタブレットモード」があります。公式FAQ「液晶ペンタブレットモード(Drawing Display Mode)」(2026年10月8日確認)の主な条件は次のとおりです。
MDP1221以外のモデルは、このモードの対象外です。2024年発売モデルの製品ページには、このモードの記載がありません。版の違いはMagic Drawing Pad の機種記事で確認できます。
この記事の表の機種は、どれも製品ページの対応OSにmacOSの版が書かれています。たとえばArtist 12 3rd はmacOS 10.13以降、Artist Pro 27(Gen 2)とArtist Ultra 16 はmacOS 12以降です(2026年10月8日確認)。
ダウンロードセンターのMac版ドライバの表記は「Mac 10.13 or newer」のようにmacOSの版だけで、チップ別の記載は見当たりませんでした(2026年10月8日確認)。お使いのmacOSの版が、機種の対応OSに入っているかで確かめます。
XPPenの公式FAQ(英語、Artistのセカンド世代向け)は、MacのThunderbolt 3/4ポートは映像出力の条件を満たすとしています。そのポートがあり、USB-C to USB-Cケーブルが付属する機種なら、液タブの「フル機能USB-C」ポートにつなぎます。
3-in-1ケーブルはHDMIとUSB-AをMacに差すので、どちらもないMacでは変換アダプタが必要です。旧Artistセカンド向けの公式FAQ(英語)は、USB-CをHDMIとUSB-Aに変えるアダプタを例に挙げています。
「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」で、アクセシビリティにXPPenのドライバが許可されていない可能性があります。一覧にない場合は、ライブラリのApplication SupportにあるPenDriverから追加します。
macOS Big Sur・Monterey・Ventura向けの公式FAQは、画面収録にもPentabletを追加する手順を載せています。最新版のドライバでは、画面に出る許可の案内に従ってください。
液タブが拡張ディスプレイになり、アプリのウィンドウがMac側に残っている可能性があります。ウィンドウを液タブへ移すか、「ディスプレイ」設定の使用形態でミラーリングを選びます。
ドライバの作業エリアで、ペンを割り当てる画面に液タブを選んでいるか確かめます。拡張表示のときは、取扱説明書の手順で「スクリーン」から割り当てるモニターを選びます。
「アプリケーション」のXPPenのフォルダにある「UninstallPenTablet」を実行します。公式FAQは、入れ直す前にMacを再起動するよう案内しています。
型番MDP1221のモデルだけ、液晶ペンタブレットモードでMacにつなげます。Mac側がDP出力に対応している必要があり(DP Alt Mode対応のUSB-Cが基本)、マルチタッチはmacOSでは現時点で非対応です(2026年10月8日、公式FAQで確認)。
許可と設定を見直しても動かない場合は、公式の技術サポートに相談します。本体やケーブルの故障とわかったら、保証期間内なら保証と修理の申し込みに進めます。
原因がわかったら、ケーブル・本体の保証と価格をXPPen公式ストアで確認する
XPPen公式ストアで価格を見る(PR)公式ストアで買うと本体保証18〜24か月(機種による。Amazon・楽天は12か月)。送料無料、到着から30日以内の返品に対応(開封済みは80%返金・返送料は自己負担)(2026年10月8日確認)
※本記事は一般的な情報提供です。価格・セール・保証などの条件は確認日時点のもので、変わることがあります。最新の情報はXPPen公式サイト・公式ストアでご確認ください。手順は2026年10月8日に公式の取扱説明書・FAQ・ダウンロードセンターとAppleのサポートページで確認した内容を要約したもので、ドライバやmacOSの画面は版によって異なります。